日々をつらつらと
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終わりと始まり


7月が終わろうとしている。
梅雨が開けて夏がきて、蝉を目覚めさせて時折激しい
雨を降らせる。その7月が終わろうとしている。

わたしはそんなことも知らずに
ただ夏を嫌がり、ただ蝉の声に表情を歪め
ただ狂ったように雨を降らせる空を睨んでた。

また知らない時間がやってくる。
またわたしはそれに振り回されて
また苦虫を噛み潰したような顔で
またひとつ、ため息にならないように慎重に
とても慎重に深呼吸をする。

8月が始まろうとしている。


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たいせつなこと


大切なことはそう多くなくていい。
大切な事が多ければ多いほど、
それぞれの大切さが薄れてゆく気がする。
持ち物が多くて埋れてしまい、
何処にあるのかわからなくなるように。

自分のキャパが狭いと言ってしまえばそう。
それをわかっているからいつからか
多くは求めないようになっていた。

本当に欲しいもの、それを見つけたい。
あれこれ手を付けて篩い出す方法は
自分には似合っていない。

これからも自分自身を試しながら
見つけていけたらいい
そう、焦らず。



写真は内容に全く関係のないもの。
最近手荒れが酷いので肌に優しい食器用洗剤と
ボディクリームをハンドケア用にしてます。


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溜息


扇風機の稼働率が日に日に上がってる。
一度ONにしたらなかなかOFFにはできなくて困る。
人工的な風は体が疲れてしまうから苦手なのに
風がなければ卒倒してしまいそうだし…
夏を乗り切る体力を今年も万全にできず
このままだとまた貧血を起こすに違いない。
せめてもの思いで食べ物に気を使ってはいるものの、
どこまで効果があるのかは不明。
そう言っている今も傍で扇風機が首を振っている。
窓の外からは夜なのに夏しか生きることのできない
蝉の鳴き声が聞こえる。

予定していたことをすっかり忘れて
違うことに取り掛かって後で気付いた。
もう取り返しが付かないくらいになったからで
苦笑いするしかなかった。
大したことではないけど、どうして忘れたのか
不思議で仕方ない。忘れていたことの方が
自分にとっては都合が良かったはずなのに。
それほどでもなかったということかもしれない。

小さく溜息な夜。

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泣きたい時


週末からの疲れが出てしまい1日グロッキーな日。
暑さや雷雨もプラスされて動いていても
いなくても辛さが押し寄せてきて、
ほとんど泣きそうだった。
体力の無さに危機感を覚えた。

もうすぐオリンピックが始まる。
また寝不足な時間が増えるのかと思うと
それだけで溜息が出そうになるけど、
始まってしまえばそんなことも忘れて
テレビにしがみついてしまうだろう。
きっと涙腺も全開。

泣けないことが多いのだから
泣ける時に泣いておいた方がいい。
きっとそれでいい。



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それぞれの暮らし
2012072420120724

以前の会社の同僚と久しぶりにランチ。
仕事は良いことばかりではなかったけど、
話すことは仕事のことが多くて可笑しかった。
彼女が変わらず試行覚悟を繰り返し、それでも
楽しく暮らしていることに安心したり少し
羨ましくも思ったり。

今の暮らしにとても幸せを感じているけれど
以前感じていたものとは明らかに違うもの。
それはそれで、いいのだと思う。
以前のように戻りたいとまでは思わないのだから
それでいいのだ。

夏の夜とは思えないほど静かで優しい風が
首筋を通り抜けた。
今夜はぐっすり眠れそう。

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着火


週末は花火大会。
5000発の花火に魅了された。ものの、
あまりの人混みに驚くばかり。
お祭りってそういう感じが楽しいと思い出したら
歩いた足の疲れも忘れてた。
とはいえ、翌朝の足の重さったら容赦無い。
ゆるい日曜を過ごす。

そろそろ展示用の写真選びをしなくてはならないのに
なにひとつ手がつけられず。
お尻に火が付くまで動けないこの性格、
どうにかならないものか、と思うけど
それはそれでよしと自分に甘かったり。
誰か着火剤でもふりかけてくれたらいいのに
何処までも呑気。

ま、そんな感じで。


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気掛かり


遠くから聞こえたサイレンがずっと耳の奥で
鳴り響いて、まるで自分に出された警告のような
気がして少し怖くなった。
時々妙な夢を見ては不快な気持ちで目覚めたり
なんとなくそれが1日中気掛かりで頭から離れないことも。

引っ掛かりがあるわけではないし
躓いた覚えもない。
なのに不安定な感じがする。
そんなに気にはしていないけど、もし
これ以上気にし始めてしまったら。

その時のことを思う方が憂鬱だったり。
いつものように流されるままにそっと
気持ちを風に晒そう。

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夏の夜


眠れない夜を過ごす。
このところ少し寝不足。急に(当たり前だけど)
梅雨が明けて暑くなったせい。
寝返っても、羊を数えてもどうしても闇に落ちて行けなくて
夜中にひとり、ため息ばかりをつく。
毎年夏はこうして夜を過ごす。

長い長い夏の夜を。


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つまらないこと


梅雨明け。
誰がなんと言おうと夏のはじまり。
そんなテレビのニュースをやれやれと
いう気持ちで眺めて小さくため息をつく。
夏は得意じゃない。いつも、毎年。
これからしばらくの暑さを思うとゾッとする。
ゾッとしたところで涼しくもならないから残念。

思うように行かないこと、腑に落ちないこと
そんなことばかりが自分の中でクローズアップされて
すっかりグロッキー状態に。
自分に限らず、そんな想いを抱える人は
少なくないだろう、きっと。
方の力を少し緩めて「あはは」と声にだしたら
つまらない自分が本当に可笑しく思えた。

つまらないこと、それでいい。


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夏がはじまる


3連休もあっと言う間。
特別何処かへ出掛けることもなかったけど
やりたかったことや楽しみにしてたこと
心と体のリフレッシュができた有意義な時間。

明日からまた慌ただしくも平凡な日常が戻ってくるけど
それこそが愛おしいと思えるのも、リフレッシュする
時間があるおかげ。
そんな気持ちを忘れないように。

梅雨も明ける日が近くなったようで
遠くから蝉の声が聞こえてくるようになった。
叫ぶように泣き続ける者たちにとっては
今、が全てなんだろうな。
一瞬でしかないから感じられる何かを
知っているのだろうと思うと鳴き声を聞く度に
切なくもなる。

また、夏がはじまる。
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